2017年11月22日水曜日

俳句ポスト「舞茸」結果発表

旨えからメエタケだてふ山翁 人選

舞茸の舞の切れ目を割きにけり 没

車座の焼舞茸や山の宴 没

今回は人選一句。登山をしていると美味しいもののお裾分けに与かることが多いのですが、焼きたてを方言でほいっと渡されるとより一際美味しく感じます。根曲竹の茹でたても、独活の揚げたても美味しかった……。はあまた山に行きたい(食べたいでは?)。

さて「舞茸」、今回は1094名の参加、5365句だそうです。投句数は横ばいながら、参加者がじわりじわりと増えていてもう1000人越えがデフォルトですね。
そんな激戦の中で天地に輝く句はやはり凄い……。こんな身近な季語で類想の霜を舞茸の傘にも置かせぬ(笑)名句の数々。そしてひらがな多用の句が多く取られていたのはやはり舞という漢字から来るものでしょうか。やっぱり季語は肌感覚で掴まないといけないのだなあ。

そうして遅まきながら愚陀佛庵も9月分の結果が出ていました。

安宿にどう寝転ぶも十三夜 入選

そこに名月さえあれば、安宿の隙間風もせんべい布団もごろ寝も並べて風流なもの。
一五夜では付きすぎな気がしたので一三夜です。

NHK俳句結果は没句も含めてまた後日。
そういえば第7回瀬戸内松山国際写真俳句コンテストにも参加したいと思っていたのでした。う、海の写真って持っていたかな……。なければ課題部門で頑張るしかないけど一応探してみよう。

そして最近じりじりブログの更新が遅くなってきている……。早めに記録しないとどこに出したか分からなくなりそうなので、できるだけこまめに書きます~(;’∀’) 

2017年11月13日月曜日

一句一遊「水始めて氷る」結果発表

水始めて氷る木の匙へと変えて 天選

水始めて氷る北斎筆洗 没

油絵に罅入る水始めて氷る 没

初金曜日、初「天」です!
寒くなって来たなら、と素直に詠んだ句なのですけれど、ツイッターで皆さんにお言葉頂けて、「水」「氷」「木」、水平と曲線、硬質と軟質という対比の句とも取れるのか、これが効果になるのかと物凄く勉強させていただくことが出来ました。俳句は本当に詠み手と読み手が作り上げる作品なんだなあ……とその意味でも感動。本当に忘れがたい句になりました……。
なかなか金曜日に読まれないなあ、と思っていましたが、今回頂いた言葉を糧に、これからもすこしずつ勉強していきたいと思います。

そして遅ればせながら「雪」の歳時記買いました。
ネタばれはいけない……と思いますがこれだけ!
拙句がこんな綺麗な本に載っていることも、夏井先生や知ったお名前の方と同じ本に印刷されていることも、素敵な企画に参加できたことも何もかも有難くて嬉しいです!
いや、あの時も時間が無くて締め切りまで二日足らずでもどうしても諦めきれなくて、ほぼ即吟の勢いで投句したんですよ……。本当に諦めなくて良かった……。
また次の企画も始まっているようなので、そちらも出来る限り参加したいです!

そして実はラジオバリバリの俳句チャンネルにも出していたのですが、……は、俳号書いてるのに本名で読むのは止めていただきたい……(;’∀’)

「美術展」
ヴィナス立つ吾も海から来たおんな

晴れた日は雨を見にゆく美術展 選

「新酒」
里帰るその日を新酒の日と定む 選

ああいう感じにわいわい自分の句について話し合ってもらえるのは楽しいですね。また機会が有ったらチャレンジしてみます!

2017年11月6日月曜日

俳句ポスト「烏瓜」結果発表

今日からは独りで帰る烏瓜 人選

七つの子七つ摘みゆく烏瓜 人選

烏瓜咲くこの先は行き止まり 没

無住なる社殿に灯る烏瓜 没

今回も二句取っていただけました!
「烏瓜」だけだと秋の季語、「烏瓜の花」だと夏の季語になってしまうそうで、つい花を詠んでしまった方は当然没でした(^-^; あ~勉強不足だったなあ。

「烏瓜」、ちょっと怖くて寂しげな赤、『銀河鉄道の夜』の印象的なお祭りの所為か、怪談や民話調の句が多かったですね。遠野物語や怪談が好きな私は今回読んでいてとても楽しかったです。
なかでも「天」「地」の句の物語力、情景想起力ときたら……! ううんこういう句を詠みたかったなあ!
よしこの気持ちが薄れないうちに次の締め切り頑張るぞ。

と言う訳で11月の兼題チェックしてみたら結構な締切ラッシュ。
一応出すつもり&出した所を整理がてらメモ書きしておきます……。

・俳句ポスト365 11/1締切「水涸る」
・一句一遊 11/5締切「強」「東予」
・NHK俳句11/10締切「クリスマス」「日記買ふ」
・平成相聞歌 11/11締切
・俳句ポスト365 11/15締切「炭」
・一句一遊 11/19締切「藷粥」「侘助」
・現代俳句協会 11/20締切 雑詠三句
・恋する俳句 11/20締切
・NHK俳句11/25締切「寒(一切)」「冬の空」
・愚陀仏庵 11/30締切 雑詠三句
・三鬼賞11/30締切 雑詠五句一組
・野生俳壇 11/30締切 雑詠五句

こんなところかな~。あと余裕有ったらぽつぽつNHK短歌とか(有るのか)。
大分俳句筋トレの効果が出てきて、これくらいなら何とか詠めるようになりました。
一年前はひと月五句捻りだすのが精いっぱいだったのに人間成長するものだ(^-^)
しかしまだ即吟が苦手……。機会がある都度詠んでみるしかないですね。頑張ります!

2017年10月31日火曜日

短歌de胸キュン 「速い」結果発表

返答の速さで嘘か本気かを見抜いたりなどしないわ、多分

10月22日の放送で取っていただけました! 予想外に小悪魔で揃えたような回に(笑)
やっぱりTVで読み上げられると嬉しいですねえうふふ。

あ、あと気になる人もいるかと思うので、今回のNHKからの連絡内容についてメモ書きしておきます。
9月10日締切だったんですが、連絡が来たのは9月28日の18時頃、放映日が10月22日。大体締め切り後1~2週間後くらいでそわそわしていれば良いのかな(笑)
投稿した内容と読み方、自作か、他に同内容を投稿していないかの確認の後、連絡が来ても放映日10日前までは口外しないこと、と言われます。普通に仕事中に取ってしまったので、回答しつつ顔が緩みまくって不審人物になってしまった(;’∀’)

これを励みに、短歌も俳句もまたのんびり投稿続けていこうと思います。

そして現代俳句協会。前回は欠席しちゃったから、今回は気合を入れて選句しました!自作にも何点か入ると良いな(*‘∀‘) 現俳はどの路線で行けば良いのかなかなか読めないからな……。

そして一句一遊「横這」と「水始めて氷る」、恋する俳句、NHK俳句に投句しました。「水始めて氷る」、最初は構えていましたがいざ詠んでみるとすごく面白い!
二物衝撃の練習にぴったりの季語なのではないでしょうか。結果はどうあれ、これからも味わっていきたい言葉に出会えました。一句一遊と夏井先生に感謝です!

そして結構「氷柱見たことがない」という意見を目にして「そうなのか!」とびっくりする東北人。ええ~そうか南に住んでいるとつららって見ないものか……。
冬場は氷柱どころか山の湧水が凍って身長より高い氷のオブジェになったり、新種の植物みたいににょきにょき生えていたりするんですが、温暖化が進むとこっちの方でも見られなくなってしまう光景なのかもしれませんね。
俳句ポストの結果はまた後日! さ、野生俳壇と愚陀仏庵をラストスパートでもうちょっと考えてみようかな。

2017年10月17日火曜日

櫨紅葉千年積もる都かな

櫨紅葉千年積もる都かな 地選

俳句ポスト「櫨紅葉」結果発表、早々に諦めていたら金曜日の地選いただけました!
前回の「薄暑」でも千枚の窓だったし、千という字はマジックワードなのか……。安易に頼らないように気をつけねば。
でも一番気に入っていた句はやっぱり没。ううん未だに自選が出来ないなあ。
気に入ってはいるので、気分を切り替えて手直ししてどこかへ出そう。

話は変わりますが、ツイッターで流れてくる季語やお題で即興で詠んだりするのも頭の体操になって楽しいです。推敲ゼロはなかなかに勇気が要りますが(笑)、知らない言葉が流れてくるのは思わぬ刺激になったり。下の三句はそんな状況で詠んだ句です。

芋の葉に隠れるをさなき我を探す


季語は「芋」、俳句で芋と言ったら里芋です。
コロポックルの民話大好きでした。フキの葉には入れなかったけれど、芋の葉になら潜り込めた子供時代。上から露が降ってきてえらい目に合うのが落ちなのですが、それすらも楽しかった思い出。

送行や護摩の香降ろす新幹線

送行は秋の季語。以下コトバンクより引用。
『そうあん【送行】〘仏〙 夏安居げあんごが終わって、修行僧が各地に別れていくこと。 [季] 秋。』

牛蒡掘る地中に案内される如

季語は「牛蒡掘る」で秋の句です。「牛蒡引く」との差異を考えてみるのも面白い。


こういう言葉って歳時記で見つけても絶対自分では選ばないだろうと思いますが、皆がチャレンジしていると自分もやってみたくなる集団心理。

さて、次のお題は10月18日の「鰭酒」!
見た瞬間から鰭酒飲みたくて彷徨っていて、ようやく「やまや」でトラフグの鰭を発見できましたうふふ。しかしネットでは純米酒派と吟醸酒派がいて日本酒のチョイスに迷う……。

仕方ないから今日は純米吟醸で頑張ります! #頑張る #とは